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  • 2021.02.12 Friday
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毎年開催している「江戸時代の方法で石から吹きガラスをする」講座、今年も開催します。

江戸時代後期、石塚岩三郎という人物が可児市土田で吹きガラスを始めたという歴史があります。
この講座では当時と同じ方法で、原料の硅石を山で掘り出してくるところから始め、炭火で石を焼いて砕いたり、鉛を溶かして石粉と混ぜたり、最終日には徹夜で窯焚き(←希望者)して吹きガラスで杯を作るところまでやります。

ガラスが好きな人、歴史が好きな人、化学実験が好きな人、どなたでも参加できます。

※ブログの過去の記事で以前の講座の様子が見れますよ。(カテゴリー・土田ガラス)



『土田のびいどろ 江戸時代のガラス作りに挑戦』

●日時(全4回)
1回目 H28年5月30日 午前9時〜午後3時
2回目 H28年6月6日 午前9時〜正午
3回目 H28年6月13日 午前9時〜午後4時
4回目 H28年6月20日 午前9時〜午後4時

●場所 わくわく体験館

●定員 10人

●対象 一般成人

●参加費 3500円

●申込み 5/18までにわくわく体験館へ電話か窓口で。(定員に満たない場合は5/18以降でも受付可能の場合もあります)
わくわく体験館 〒509-0247 岐阜県可児市塩河1071-4 0574-65-1515

















 

 年に1度開催している「江戸時代の製法で石から吹きガラスをする講座」。


今年もやります。



江戸時代後期に可児市の土田(どた)という地区で、日本でも早い時期に吹きガラスの製造が始まったという歴史的事実のもと。

山へ登り石を採取してくるところから、最終的に吹きガラスで江戸時代風の盃を作るところまで行います。

当時と同じように金属鉛を使った鉛ガラス。溶融は資料をもとに再現した手作り溶解炉。
燃料は木炭を使います。

まったくガラスに馴染みのない方から、
吹きガラスをしている方から、
歴史が好きな方から、
化学実験が好きな方から…どなたでも参加できます。

全4日間。

日時は下記のとおりです。

興味のある方はぜひお問い合わせください。

1日目 H26年5月12日(月)午前9時から午後3時
2日目 H26年5月19日(月)午前9時から正午
3日目 H26年5月26日(月)午前9時から午後4時
4日目 H26年6月2日(月)午前9時から午後4時

場所/わくわく体験館 

定員/10人

参加費/3500円

申し込み方法/わくわく体験館窓口か電話にて 0574-65-1515
         岐阜県可児市塩河1071-4






























 

 今日は江戸時代のガラス作り、粗煮の工程を行いました。

先日、粉あわせしたガラス材料を今日は佐川さんの手作り江戸時代溶解炉で溶融します。

燃料はお馴染みのバーベキュー用の木炭。

送風にはリサイクルショップで買ってきた布団乾燥機を使います。

作業の詳細は昨年の「石から吹きガラスにする講座第3日目/粗煮編」をご覧ください。

http://kani-glass.jugem.jp/?eid=817





だんだん木炭での窯焚きが上達してきたワタシたち。

以前はなかなか温度が上がらなくて、無理矢理ドライヤーなどの強い風を送ったり苦労していましたが。

今では、布団乾燥機のゆるーい送風で800℃〜900℃台までは普通に上がるようにまでなりました。








そして、1000℃の大台を超える…!

「やったー」みんなで喜ぶ。

拍手。










本当は、溶融温度の低い鉛ガラスでそんなに上げなくても良いのでしょうけれど、ここまで来ると欲の出てくるワタシたち。


1100℃まで上げたい。
というか、上げてみたい。










わーい。

1100℃ー。

こうなるともう行くしかない。

もう意地になってガンガン木炭を投入。

空気の通りも良くなるようにロストルのお掃除もマメにします。

けれど1120℃の壁はかなり厚く、それ以上あがらない。

やっぱり木炭ではここまでかな…






なるべく温度計の近くに木炭投入してみたりして、もうほとんど数字が見たいだけになってる。









そして粗煮開始から6時間を経過したちょうど15時16分、

とうとう1120℃!そして下がっていきました…

これが今の私たちの限界みたい。






※ちなみに肝心の粗煮自体はちゃんと成功しました。

次は18日に精煮して吹きガラス作業です。


(ニシヅカ)


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kani@kani-glass.com

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